生活様式としてのアーバニズム
都市生活シカゴの都市を実験室ととらえた19世紀のシカゴ大学による研究が有名です。
都市特有の生活様式をアーバニズムと呼びますが、人工集合体の大きさ、高い密度、異質性や流動性による特徴があって、二次接触(表面的非人格的)の増大、アノミー(社会規範の弛緩など)の増大、家族的絆の弱体化を特徴としています。
二方面からの批判
都市はより不安定な方向へと向かうことになります。コミュニティは衰退するということになりますが、そのことに対するコミュニティ論が提起されてきます。
大雑把に、都市の概念は、客観的に存在するものではない、人がその認識を認めることで初めて現実となるものではないかという社会構成理論からの批判もあります。
COVID19以降は生活様式としてのアーバニズムに対応する、コミュニティ論と都市概念の見直しを図ることが鍵になると考えます。
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