糖尿病の場合のケース、在宅の選択は?
- morinohito.org
- 2020年8月5日
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「私らしく死にたい」(国際長寿センター日本=編著 水曜社)からです。内容は省略してあるので、詳しくは、原本をご覧ください。
夫婦二人ぐらしで、夫は、右半身が麻痺していていて、インスリンを投与する注射が必要ですが、ホームヘルパーが提供できる介護サービスは身体介護と生活援助のため医療行為に当たるインスリン注射をすることができません。
効果は落ちるが、飲み薬にかえる方法もあるのですが、本人をとりまく環境とQOLに併せて選択をしていくことになります。
自宅での介護状況や暮らしの説明をする役割として病院にケアマネジャーに付き添ってもらうのも一つの方法
結局、奥さんが糖尿病の夫に注射をすることになります。その場合、訪問看護師のアドバイスで、ホームヘルパーが目盛りの確認を徹底することにして、夫の状況は安定します。夫婦の生活は、周りのサポートで孤立感が薄れて、介護環境も安定することになります。
夫は、誤嚥性肺炎で入院することになりますが、退院後は自宅での看取りを決め、訪問診療、訪問看護、訪問介護連携によるサポート体制を組むことになります。

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